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管理者からのコメント

飲料水の放射能汚染対策を考える その2

飲料水に手を加えることが難しい場合は、別の方法で被爆から身を守る事も可能です。

水に手を加えずに内部被曝を防ぐ

これは、放射性物質を含んだ水を何とかするのではなく、体のほうにバリアを張ることで飲水からの被爆を防ぐという考え方です。

まず、放射性物質にさらされる前に、自然界に存在する普通のヨウ素(ヨウ素127)を予め取っておきます。

ヨウ素は人間の体の中でも必要な物質ですが、すこし多めに摂取しておくと体内で余った状態になります。

こうなると、放射性物質であるヨウ素131が体に入ってきても、それが吸収されにくくなるのです。

ヨウ素剤など専用の薬を使うのが一番ですが、自然の食品からも要素を摂ることは可能です。

自然のヨウ素を特に多く含む食品には昆布や大豆などがあります。

煮て食べる場合などは煮汁も捨てずに食べる(飲む)ようにしましょう。

ただ、一部にはこれらの食品から摂取できるヨウ素の量では足りないと主張する専門家もいらっしゃるようです。

残念ながら、どれくらい摂取すれば被爆を防げるという実験データなどは見当たりませんでした。

家庭にある道具で蒸留を試してみる

前のページで紹介した蒸発しにくい放射性物質を取り除く「蒸留」を家庭にある道具で試したみました。

僕が作った簡易型蒸留装置(?)は、こんな感じのものです。

蒸留1

使ったのはヤカンと小さなボウルとコップの3点です。

蒸留2

下からのアングルでも撮影してみました。
ヤカンの口から出た水蒸気がボウルに当たるようにしてあります。

水蒸気がボウルに当たって冷やされ、そのまま自然とコップの中に垂れていくようにしてあります。

蒸留3

点火します。

蒸留4

お湯が沸騰しはじめると、すぐに水滴がポタポタとコップの中に溜まり始めました。あとはヤカンの中のお湯が空にならないように注意して、しばらく待つだけです。

この通り、家庭にある道具だけでも蒸留は可能ですが、きちんとした設備ではないので効率はよくありません。

ボウルが熱を持つと冷却効率が下がってくるので、コップにある程度水が溜まるには少なくとも十数分くらいかかり、ガス代もかかります。

ミネラルウォーターなどで安全な水を確保できるのなら、恐らくそちらの方が経済的です。

今後に備えるという意味では、蒸留した水を作れるタイプの浄水器を購入するというのも一つの選択肢かもしれません。

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